個室のシンプル化

個室は自分自身のみ利用できる部屋を指します。

自分の部屋ですので、他の場所と異なり、自分の好きなようにできます。

だからこそ、この個室こそ、シンプルライフを実践するのに適した場所とも言えます。

個室に置かれるものとして、ベッドが挙げられます。

ベッドや敷布団の上には布団等の寝具以外は置かないようにしましょう。

物を置き、寝るときにわざわざ移動させる、もしくは物があるのに寝て不自然な体制で寝るのでは、十分に体を休めることはできません。

机の上も、いつでも作業ができるように上を開けておく必要があります。

ついつい物を積み上げてしまいがちですが、物を積み上げず、棚などに収納スペースを作っておくようにしましょう。

服も個室で管理することが多いものです。

クローゼットがあるのであれば、クローゼットに収まる量だけ服を持つようにします。

日頃使う服も洗濯後はたたまずに、ハンガーでかけておくと、たたむ手間が省けます。

干す時点でハンガーにかけて干せば、そのままの状態で部屋に持って帰り、クローゼットに掛け置くことができます。

また、どれくらいの服をもっているかの量も把握しやすくなります。

服だけでなく、シャツなどもハンガーにかけて管理するとよいでしょう。

個室では、個人的な趣味のものも多々置くことになります。

できるだけ嵩張らないような趣味であれば良いのですが、どうしても嵩張る物を収集する趣味を持ってしまう人もいるでしょう。

趣味である以上、必要以上に止めましょう、とは言えませんが、本当にそれを持ち続けることが重要なのか、今一度自分の趣味について考えてみるとよいでしょう。

集めて、そして、自分が年を取っていったときにそれらをどうしたいのか。

もし、老人になってもそれを持ち続けて暮らし続けたい、と思うのであれば、持ち続けるのも良いのですが、そうでない場合は、いつか減らしていくことになります。

そのいつか、が今なのかもしれません。

この他、個室に持ち込まれやすいものとして、スマホや財布、家の鍵なども挙げられます。

これらは他のものに埋もれると見つけにくいものですし、常に必要になるものですので、置き場所を決め、必ずそこに置くようにしましょう。

ポケットの中に入れておけばいいや、でも、鞄の中に入れておけばいいや、でもなく、必ず置き場所を決めます。

もし、その置き場所が鞄の中であるのであればそれはそれで良いのですが、特にスマホは家の中でも使う物ですので、ならば、部屋の中で置き場所を決めておいた方がどこへ行ったか迷わずに済みます。

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