クレジットカードの数が増えれば増えるほど、どこで何を払ったかの把握が困難になります。
その際に、仮に一つのカードで不正な利用がされたとしても、把握がしにくいため、気が付かずにその代金が引き落とされるような問題もあります。
このため、クレジットカードは数をできる限り限定しましょう。
理想としては1枚ですが、その1枚でトラブルが発生するときのことを考え、2枚を目安にしましょう。
利用するショップによっては、クレジットカードによってポイントが多くもらえるなどのメリットが発生することもあります。
ですが、そのために多くのクレジットカードを持つことは、逆にポイントが分散し、使わないポイントを多く残すことにもなりかねません。
また、ポイント目当てで買い物をするようになると、余計なものまで買おうとしてしまう恐れもあります。
クレジットカードの数が多いと管理もしにくくなり、いつお金が引き落とされるのかを常に考えていなければいけないという面倒も発生します。それが日々のストレスにもつながります。
引越しなどをするときは、そのたびにクレジットカードの住所変更等の手続きをする手間もかかります。
以上のことから、クレジットカードの枚数を2枚を目安に調整していきましょう。
お薦めとしては、次の通りです。ご自身の利用状況に合わせて2枚に絞りましょう。
- 鉄道系の自動チャージ機能のあるカードと提携しているショップカード
- よく使う家電量販店のカード
- よく使うスーパーのカード
- 将来を考えたグレードアップが可能なカード
- インターネット通販サイト用カード
逆に不要と思われるカードは次の通りです。
- 引越しなどでお店が遠くなったショップ用クレジットカード
- 普段利用しないお店のクレジットカード
- 使用金額に対して貯まるポイントの割合が低いクレジットカード
- キャラクターなどの版面目当てで登録したクレジットカード
また、キャッシングや分割払い、リボ払いなどの借金をしている人は次のようにして数を減らしていきましょう。
- 利率の高いクレジットカードから処分
この他、クレジットカード絡みの話は別サイト『クレジットカードの作成と利用のコツ』で情報を掲載しています。より詳しくクレジットカードについて知りたい方はご覧ください。